コーター用のダイを製作したい
コーティング方式には複数の種類があり、そのひとつとして「ダイコータ」を使用する方法があります。
ダイコータは密閉塗工方式の装置で異物混入が少なく塗工安定性に優れ、且つコーティング液を幅方向に均一に塗布できる特長があります。
ダイコータシステムを用いた塗工では、代表的な分野としてディスプレイ製造やフィルムコーティング等があります。これらは、要求された品質・性能を達成するため、ムラやスジの発生がなく、均一膜厚で塗工できることが必要です。
特に大型で製造するプロセスでは長尺のダイが不可欠となり、均一膜厚塗布には、ダイの表面粗さや平面度や真直度の他、組付け時の位置精度が非常に高精度を求められ品質を決定する重要な要素となります。
スリットダイ 外観イメージ
東レ・プレシジョンでは、コーティング用のダイ(例えばスリットダイ、Tダイ、 スロットダイ)を設計から製作まで対応しています。塗布材料の粘度やお客様の製造プロセスに適したダイを、ご要望に合わせて具現化します。また稼働後のメンテナンスにも考慮した設計を行います。
塗工の課題があってダイを製作したい等、お悩みがありましたらお問合せ下さい。また、塗工の課題のみならず、フィルム成型におけるお悩みにも対応致します。お気軽にご相談下さい。
解決策
東レ・プレシジョンなら下記の技術とサポートをご提供できます。
加工例・導入事例
- 当社のご紹介
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東レ・プレシジョンは超精密微細加工技術のパイオニアです。
1955年の創業以来、合成繊維製造のキーテクノロジーである紡糸用口金を製造し、日本はもちろん世界の合繊業界の発展に貢献して参りました。
この間に培ってきた精密微細加工技術の経験とノウハウは、現在では半導体、計測・検査、航空・宇宙、医療機器など、様々な産業分野に広く活かされています。